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血だらけのアーティスト 完全版

本記事は2013/05/04に公開され、霊々ム新聞&こちあややの中で1番の人気を誇った
こちあやや 第84回 「血だらけのアーティスト」 エッセンシャル版 の完全版となります。
ユーザーからの反響、東方優駿録の急な終了などを考慮し、今回完全版公開の運びとなりました。

エッセンシャル版(元の記事)は原稿から重要な部分のみを引用し編集した内容ですが、
完全版は原稿の中身を全て公開した内容となります。
また、今回は特別に代表に加筆をして頂きました。
完全版はエッセンシャル版とは異なり、人によっては不安にかられてしまう要素が含まれております。
音楽をやめたいと考える方もいるかもしれません。

ただし、完全版の内容は音楽家として避けられない道であることも事実です。
気ままに、気楽に音楽を作りたい、という方は完全版ではなく、エッセンシャル版をご覧ください。

2013年9月7日
原稿:ビスケット & 水が欲しい



文:今日は早苗さんが旅行で不在なので、わたくし射命丸文と霊夢さんでお送りします!

霊:それじゃあ、そろそろ終わりにしましょうか。

文:はい、それでは皆さん。
  充実した休日を過ごしてくださいね!

霊:またねー。

文:・・・終わりにしないでください!!

霊:ええ・・・
  終わりにしましょうよ。

文:始まってもいないのに終わりにするボケ巫女。

霊:だって文とやるといつも長くなるんだもの・・・

文:私と今まで二回しかやったことないじゃないですか・・・
  今回でまだ3回目です。

霊:文といると他の人と一緒にいる時よりも100倍の早さで疲れるのよ。

文:他の人より100倍の価値がある、わたくし射命丸文を皆さんよろしく!

霊:勝手に言ってなさい・・・
  それで今日は何をするの?

文:今日は時間もありますし、長くなりそうなサークルの質問に答えていこうと思います。

霊:あ、わたし紫と約束があったから終わりにしましょう。

文:紫さんと予定が無いのは調査済みです。
  観念して答えてください。

霊:深い話はしたくない・・・深い話はしたくない・・・

文:怨念のように呟かないでください。
  じゃあ早速質問に答えていきます。

霊:分かったわよ。
  答えればいいんでしょ。

文:サークルからの質問ですね。
  実際はもっと長文ですが簡略化して紹介します。
  「愛されいむを読んで半信半疑ながら霊夢さんの言うとおりに実行してみました。
   すると実際にCDの頒布枚数が上がり、リスナーからの反応も上々でした。
   転載を気にすると音楽のレベルが下がるなどの話も含めて正しいのだと理解しました。
   しかし、やはり無断転載が気になってしまいます。
   このイライラした気持ちが消えることが無いので、いずれ音楽制作に影響が出るのではないかと心配です」
  と、こんな感じのメールが来ました。
  似たような内容のメールが他にも数通ありますね。

霊:やっぱりさ。
  急ピッチで文章つくるもんじゃないわね。

文:愛されいむは急ピッチで作ったので、いつも霊夢さんが音楽家に語っている内容に比べて短くなってしまったんです。

霊:短く済ますために結果論ばかりで終わりにしてしまったんだけど、
  なぜ転載を気にする人は音楽の質が下がるのか、根本的な説明も今日はしっかりやりましょうか。

文:これがどの音楽教材も教えてくれない、1番大切な精神面の教育です!

霊:安っぽい哲学本みたいな説明やめなさい・・・
  まず無断転載がどうしても気になってしまう、それに対して非常に憤りを感じる、ということね。
  間違いなくこの感情は音楽の質を下げるわ。

文:それはなぜでしょうか?

霊:どうやって説明しようかしら・・・

文:まさかのアドリブだった。

霊:そうね・・・
  私の尊敬している人のある例え話があるんだけど、それに似せて説明するわ。

文:たとえ話ですか?

霊:そう。
  ちょっと長くなるけど、本気で音楽を突き詰めたいと考えている人は一語一句逃さずしっかりと読みなさい。


~~~

とある場所に、夢と希望に溢れた一流の音楽家になるという夢を持った一人の音楽家がいました。
道すがら自分の作った音楽を流して歩いていましたが、なかなかの好評でこの音楽家のファンになった人も少なくありません。

そんな順風満帆に見えた音楽家の歩いている道に、大きな岩がありました。
道のど真ん中に岩があり、早く進みたいのに邪魔で邪魔で仕方ありません。
その音楽家は岩に向かって叫びます。
どけ!じゃまだ!
岩はうんともすんとも言いません。
音楽家はこれまでにない怒りを覚え、岩を思いっきりコブシで殴りました。
岩はびくともしません。
音楽家の手は血だらけになってしまいました。
痛くて痛くて泣きそうですが、強がってそんな素振りは一切見せません。

なんで俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ!
音楽家は更に怒り、周りの人にも、それはファンになった人にも
手伝え!俺がこんな辛い目に合ってるんだぞ!
と半ば強制的に手伝いをさせようとしました。

そこに後ろから別の音楽家が歩いてきました。
血だらけになっている音楽家を横目に岩を迂回してさっさと先に進んでいきます。
また、他の音楽家は岩に登って楽しみながら乗り越えていきました。
また、違う音楽家は岩の頂上でこれから進もうとする道を確認していました。

血だらけの音楽家は他の音楽家を見て更に怒ります。
俺はお前らのためにやっているのに、なんで誰も助けないんだ!
そのうち、血だらけの手では満足した曲も作れなくなり、ファンも離れていきます。
残ったファンは、殴れ!次は壊れる!頑張れ!あ、あっちにも岩がある!と応援しています。
周りが見てる手前、もう後には引けません。
血だらけの音楽家は更に岩を殴り続けました。

そして、ついに岩が破壊されました。
岩は見る影もなく粉々に砕け、道は大きく開けました。
ですが、血だらけの音楽家は一向に前に進もうとしません。
血だらけの音楽家は粉々に砕けた岩の残骸を、これでもかというぐらいの憎しみを込めて一つ一つ踏み潰しています。

俺がこんなに辛い目に合っているのは、全部お前のせいだ!
俺が血だらけになってしまったのは、全部お前のせいだ!
俺が憎しみにとらわれているのは、全部お前のせいだ!
俺がこんなところで立ち止まってしまったのは、全部お前のせいだ!
ファンが俺から離れていったのは、全部お前のせいだ!
俺の音楽のレベルが向上しないのは、全部お前のせいだ!
俺が一流になれないのは、全部おまえのせいだ!

血だらけの音楽家は道を歩むのに必要な足でさえ傷つけ血に塗れていきます。
そこにまた別の音楽家が後ろから歩いてきました。
血だらけの音楽家がやっとの思いで邪魔な岩を壊した道を颯爽と歩いて去っていきます。
ふざけるな!俺のおかげでお前はここを通れるのに、何で俺に感謝しない!
他の音楽家が後ろからまた来ました。
その音楽家は血だらけの音楽家に声をかけようとしました。
しかし、怨念にとりつかれたように岩を踏み潰す姿に恐怖を感じ、そのまま去っていきました。
なんで・・・なんで・・・なんで・・・

血だらけの音楽家の怒りは頂点に達し、既に岩ではなく砂と化した何もない場所を踏み潰し始めました。
俺がみんなに優しくされないのも、全部お前のせいだ!
俺がみんなに認められないのも、全部お前のせいだ!
俺がプロになれないのも、全部お前のせいだ!
俺のCDが売れなくなったのも、全部お前のせいだ!
俺が他の音楽家に置いていかれたのも、全部、全部、全部、お前のせいだ!

そして体中が血だらけになり、立つ事さえも叶わなくなった体でやっと気付きます。
他の音楽家は姿が見えないほど先に進んでしまったことに。

~~~


文:これは、岩が無断転載、血だらけの音楽家が転載を気にしてしまっている人ということですね。

霊:そう。
  岩はどんなに頑張っても変わらない。
  他人は変えようとしても変わらないの。
  他人を変えるのではなく、自分が変わらないといけない。
  岩が邪魔なら迂回して行けばいい。
  登って遊べばいい。

文:なんか難しい話になりそうです。

霊:この話をするとね、悪いのは向こうなのに何で俺が変わらなきゃいけないんだ!
  って怒ってくる人が多いんだけどね。

文:確かにそうですね。
  悪いのは無断転載している人なんですから。

霊:例えば、万引き被害の多い店があるとするわね。
  この店が万引き犯を捕まえることに躍起になっても万引き被害は絶対になくならない。
  そしていずれ店が潰れる結果となってしまう。

文:それじゃ万引き被害を黙認しろっていうことになってしまうんじゃないですか?

霊:ちょっと文らしくないわね。
  考えが極端すぎるわよ。

文:あやや・・・

霊:他人を変えようとするのではなく、自分が変わらないといけない。
  ようするに万引き被害に悩む店は、他人=万引き犯 を変えようとするのではなく、
  自分=店 を変えなければいけないの。
  いくら万引き犯を捕まえて反省させたところで、再犯率の異常な高さは周知の事実でしょ?
  万引き被害を必死にアピールする店は一般の客を一切考えていない。
  売り上げが落ちたのは自分達に原因があるとは一切考えない。

文:どうすればいいんでしょうか・・・

霊:店側は万引きがしにくい店作りをしないといけない。
  見通しをよくして死角を減らす、それができないなら小物類はカウンターの前以外には置かない、
  とかね。
  確かに悪いのは万引き犯よ。
  それは間違いない。
  何で自分の方が変わらないといけないんだと思ってしまうのは当然でしょう。
  けれどあなたがどう訴えた所で他人が変わることはない。
  自分が変わらないと他人も変わらないの。

文:自分が変われば他人も受け取り方が変わりますからね。
  万引きしにくい店を作る事で、万引き犯は普通の優良客へと変わります。

霊:もう一つ例え話をしましょうか。
  これを読んでいる人は、いじめがこの世から無くなると思う?

文:無くなります!
  と言いたい所ですが無理でしょう。
  いくらメディアで大きく取り上げた所で、手口を変えて巧妙化していくだけです。

霊:そうね。
  女性なら分かる方が多いと思うけど、女のいじめって問題になりにくいのよ。
  無視する、いない人として扱う、そんなものばかり。
  無視される側も、無視される自分を恥と思ってしまうから表沙汰にならない。
  なったところで、男のような分かりやすい暴力を伴ういじめじゃないと視聴率を稼げないからメディアは扱わない。
  結局ね、どんなに無くそうとしたところで、いじめをする人はいなくならない。
  これはもう集団行動の真理なの。不可能だわ。

文:ならば、他人を変えようとするのではなく、自分が変わらないといけないんですね。

霊:実際に今いじめを受けている人には辛い話になってしまうかもしれない。
  けれどいじめを止めるには、いじめを受けている側が変わらないといけない。
  どんなにやめてくれと泣き叫んでもいじめは止まらないの。

文:話を戻すと、これが音楽の話に繋がるわけですね。

霊:そう。
  無断転載をやめてくれと訴えても、転載する人はいなくならない。
  それこそ毎日努力すれば動画サイトから無くすことはできるでしょう。
  けれど、海外アップロードサイトから消すなんて同人ではまずできない。
  企業だってまともに中国語を話せる人材なんて少数しかいないんだから。

文:岩を殴り続けた結果、結局1番被害を受けるのは自分なんですね。
  音楽家としての生命すら絶たれてしまうと。

霊:私がした音楽家の物語で興味深いことに気付いた人がいるんじゃないかしら?

文:あや?

霊:血だらけの音楽家が、お前のせいだ!と憎しみをぶつけているところよ。

文:ああ。
  最初の憎しみの言葉は岩が原因だと分かりますが、後半からは関係無いないような・・・

霊:そ。
  これが血だらけの音楽家の深層心理。
  そして転載を気にしてしまう人の本音。

文:なるほど。

霊:転載を気にするな、と言っても気にすることをやめない音楽家ってね、
  心の奥底で転載を言い訳に使っているの。
  自分がうまくいかないのはお前のせい。
  だから俺が先に進めないのは仕方ない。
  お前が悪いんだから。
  俺は悪くないってね。

文:これが霊夢さんの本気です。

霊:私の今の話を聞いて、そんなことはない!って激怒した音楽家が何人かいるんじゃないかしら?
  じゃあ聞くけど、私の話を聞いてなんでそんなに心が傷ついたの?
  転載を見つけたときよりも、なぜ私の話の方があなたの心の奥底まで刃が突き刺さるの?
  沸いた怒りに身をまかせて、私の言葉を否定して、自分の心を見つめようとしない。
  そんな自分の姿に気付きながらも、気付かない振りをしているのはなぜかしら?    

文:もうやめて!
  血だらけの音楽家のHPは0よ!

霊:例えば社会人の方はほとんどの人が気に食わない上司を持っているでしょう。
  それを「こんな酷い上司がいるんだよ」と友人や家族に相談すると、大抵は気にするなとアドバイスするはずだわ。
  なのに、上司を憎むのをやめない。
  俺の仕事がうまくいかないのはできそこないの上司のせい。
  俺の仕事が評価されないのは人を見る目がない上司のせい。
  俺がこんなに悲しい思いをしているのは優しくしてくれない上司のせい。

文:いますね、こんな人。

霊:他人を変えるのではなく、自分が変わらなくてはならない。
  自分の境遇を環境にせいにする人は、環境が変わったところで何も変わらない。
  上司とうまく付き合えないなら、上司とうまく付き合う方法を考えればいい。
  上司が苦手でもしっかり笑顔で挨拶するだけで随分変わるわ。

文:嫌悪の目を向けられたら、どんなに性格のできた人でも反発してしまいますからね。
  笑顔で挨拶、これだけで嫌な点だけでなく、良い点に気付けるものです。

霊:似たような例は学生でも言えるわよ。
  私の学力が上がらないのは教え方が悪い授業のせい。
  私の気持ちを理解してくれないのは先生のせい。
  私の交友関係がうまくいかないのは、私を分かってくれないクラスメートのせい。
  例を上げたらキリが無いわね。  

文:他人に期待してばかりで、自分が変わる努力をしていないことがわかりますね。

霊:大半の人が自分を変えたがらないのってね、変化というものが大変な苦痛を伴うからよ。
  今まで自分が築き上げたものを一旦否定しないといけないからね。
  自分が間違っていたことを認めるのは自分のプライドが許さない。
  だから、他人のせいにしようとしてしまうの。

文:成功する人が変化を進んで望むのに比べ、成功しない人が変化を嫌うのはこんな理由があったからですね。

霊:話を戻すと血だらけの音楽家は、もう既に己の限界に気付き始めてる。
  一流の圧倒的な技量の前に挫折を感じてしまっている。
  もう頑張りたくない、やめたい、苦しい、助けて、と救いを求めてる。
  だから道端に転がっていた岩は格好の標的になるの。
  自分が一流になれないと悟った音楽家が、岩のせいだ!と逃げ道をつくるためにね。

文:そ、そんなものなのでしょうか。

霊:私は多くの音楽家に転載を気にしてはいけないとアドバイスしてきたわ。
  転載の対応は会社にまかせて、あなた達は音楽作りに専念しなさいと。
  素直に私のアドバイスに従ってくれた人はそのまま成功の道を歩んでる。
  だけど聞く耳を持たないで転載への怒りを友人やネット上にぶつけている人もいるわ。
  そういった人に共通することってね、心の奥底で既に音楽への志が弱まっているの。

文:あ、これ霊夢さんがよく言っている話ですね。

霊:覚えてたのね。
  鳥頭のくせに。

文:地獄鴉と一緒にしないでください。
  天狗を舐めちゃいけません。

霊:これから私が音楽家によく言っているアドバイスと同じことを教えるわ。

文:多くの人が勇気付けられ、またそれ以上に多くの人が己の限界を知ったアドバイスです。

霊:みんな、血だらけの音楽家の物語で出てくる岩を、ものすごく大きな岩だと想像したと思うの。
  けどね、実のところ岩は人によって見え方が変わるの。
  一流になるという志が大きければ大きいほど、岩は石ころ程度の大きさでしかない。
  砂粒程度にしか感じない人もいるでしょう。
  けれど音楽の道に限界を感じ、志が弱くなった人にとって岩は、それこそ壁のような大きさになる。
  岩が邪魔だ。
  じゃあ、もう歩く必要は無い・・・と安心するの。
  実際は石ころ程度の大きさでしかないのにね。

文:壁のように見せかけているのは実は自分の心だと。

霊:そ。
  今自分が歩んでいる道の先にある夢に辿りつく為には、岩なんてどうでもいい存在のはずなの。
  なのにそのどうでもいい存在で歩みが止まってしまうのは、あなたの心以外に何が原因だというのかしら?

文:えぐいです。
  霊夢さんえぐいです。

霊:あっそ・・・
  こういう説明をしても、どうしても納得できない人がいると思う。
  そんな時は思い出して欲しい。
  あなたが音楽の道を進もうと決めた時の物語の一行目を。

文:どうしても思い出せないという方は、霊夢さんが言った血だらけのアーティストの一行目を読んでみるといいですよ!

霊:それでも、何度転載を気にしてはいけないと言っても気にしてしまう人もいるわ。
  そういった人達には残念ながら、音楽の道を辞めた方がいいと教えてる。
  音楽を続けることで不幸になるぐらいなら、違う道を歩んだ方がいい。

文:不幸な人には不幸な人しか集まってきません。
  ようするに技量も魅力も薄い人たちです。
  類は友を呼ぶ、不幸な人が音楽の道で成功する確率は限りなく0に近いです。

霊:成功への道を掲示しても、不幸への道を全力で走っている人はもう拗ねているとしか言えないわ。

文:大人の拗ねるほど、たちの悪いものはないですね。

霊:ええ。
  拗ねるとは、漢字の通り、幼い子の手段なの。
  こっちに来れば楽しいよ。誰がそんなところに行くか!
  一緒にケーキを食べましょう。そんなの欲しくない!
  子供の拗ねるは分かりやすいし可愛いものだわ。
  だけど大人の拗ねるは、気持ち悪い。

文:それは言いすぎです。

霊:自分が拗ねているという自覚さえない大人がほとんどだわ。
  「拗ねる」自分に気付くためには自分を知る必要があるわね。
  ちょっと専門用語になるけど、人間には5大欲求というものがあるわ。
  その中で1番大きなものが「承認欲求」と言われているの。
  この承認欲求が自分の中に潜んでいることを自覚してください。

文:なぜいきなり敬語。

霊:承認欲求とは他人に認められたいという感情だわ。
  誰にでもこの欲求はあり、例外はない。
  自分はできる人間なんだと認めて欲しい。
  自分が作った曲を認めて欲しい。
  自分の演奏を認めて欲しい。
  自分の力量を認めて欲しい。
  自分を認めて欲しい。

文:この承認欲求を理解できていない人が拗ね始めます。

霊:上司がダメな奴だから俺ができないのは仕方ない。
  この感情の始まりは、100%上司に認められなかったある事件があったはずだわ。
  これは上司に対する”拗ねる”なの。
  逆に部下がダメな奴だから俺のいう事を聞かない、というのも同じよ。
  まず、「私はあの時認められたかった」という感情を認めなさい。
  それができない限り、あなたは常に世を憎み、不幸の奈落へ落ちるだけの人生となる。

文:自分を理解するのは大変なことかもしれませんが、
  音楽の道を歩むならば、必ず自分に潜む自分自身と対峙しなければならない日が来ます。
  自分自身に負けたアーティストは、メジャーでも多くみかけますね。
  長期休暇や失踪などで表舞台から姿を消します。

霊:長くなっちゃったわね・・・

文:ではこの質問はこれぐらいにしておきましょうか。

霊:ダメ。

文:まだ言い足りないと!?

霊:昔ここで話を終わりにした歌手がいるんだけど、その後ものすごく劣等感に苛まれてたの。
  私はなんて無駄な時間を過ごしてたんだ、なんてダメな人間なんだろうって。

文:中途半端な心理学は逆に人を傷つけると言いますね。

霊:前にも言ったことがあるけど、無駄なことなんて一つもないの。
  辛い経験も必ずあなたの人生の糧になる。
  他の音楽家が背中も見えないほど果てしなく遠くに行ってしまったとしても、あなたは寄り道をした分、
  強くこれからを歩いていける。
  もう迷ったりはしないでしょう。

文:それじゃこれぐらいで終わりにして次の質問に行きますか?

霊:そうね。

文:「音楽のレベルを上げるためには、人生経験や魅力が必要だとおっしゃっていましたが
   音楽を作っていくのに必要だとは思えません」

霊:これまたストレートな質問が来たわね。

文:音楽家はストレートな性格の人が多いですから!

霊:どう説明しようかしら・・・

文:またアドリブか!?

霊:「目の前で起こっていることは、見る側の経験でしか理解できない」
  という言葉を知ってるかしら?
  これも私が尊敬している人が好きな言葉なんだけど。

文:聞いた事ありません。

霊:あっそ・・・
  自分の生きてきた過去の経験の中からでしか、物事は計れないということなんだけどね。
  ようするに、恋愛をしたことが無い人が無理矢理恋愛ソングを作ったって中途半端な曲しかできない。
  人生経験の薄い人は空想や憤りの歌ばかりになってしまうの。

文:あまりよく分かりませんね・・・

霊:説明が難しいわね・・・
  あ、これはどうかしら?

文:なんでしょうか?

霊:人生経験の乏しい人が小説を書くと、どうなると思う?

文:ど、どうなるんでしょうか?

霊:ほとんどが学校を舞台にした小説にするの。
  もしくはファンタジー世界。
  そして簡単に人が死ぬ。
  そんなことでしか涙を誘えない。

文:そういえばライトノベルと呼ばれる分野はそういうのばかりですね。

霊:一応面白ければ人気はでるでしょう。
  だけど、一部の人にだけなの。
  多くの人の心を揺るがす小説なんて絶対に書けない。

文:手厳しいですね。

霊:音楽だって同じなのよ。
  人生経験豊富な人ほど豊かな曲を数多くを作れる。
  同じような曲ばかり、少し聴いただけであの編曲者だと言われる人はもっと経験を積みなさい。

文:人生経験を積めば自然と魅力も上がるといいますからね!

霊:そうね。
  魅力ある人生を歩んで欲しいわ。
  魅力を上げる手っ取り早い手段はやっぱり恋愛よね。

文:でた。

霊:なによその言い方・・・

文:いつもいつも口を開けば恋愛しなさいとしか言わない霊夢さん。

霊:んなわけないでしょ・・・
  恋愛をすれば魅力が上がる。
  裏を返せば恋愛をしない人は魅力が無いということよ。

文:そこまでいいますか・・・

霊:魅力がある人というのは、この人に付いて行きたい!
  この人と一緒にいたい!
  この人の為なら何でもやります!
  という、無条件の愛情を様々な人から貰っている人よ。

文:異性同士だけでなく、同姓でもこの人についていきたい!というのはありますね。
  チーム分けの時、あの人と同じチームがいい。
  担任はあの先生がいい。
  席替えならあいつの近くがいい。
  働くならあの上司の下で働きたい。
  こういったことに選ばれる人は、自然と同じ人に偏ると思います。
  これが魅力ある人ですね!

霊:人を不幸にすることは誰にでもできるの。
  それこそ、小学生でもできる愚かな行為だわ。
  だけど人を幸せにすることはとっても大変なの。
  努力して努力してどんなに努力しても、報われないこともあるでしょう。
  恋愛は人を幸せにするという行為を鍛えられる場なのよ。
  私とのデートを楽しんでもらいたい、気の利いた会話で盛り上げたい、
  思い出に残る場所はどこか?相手の好きな事柄は何か?
  必死になって相手に幸せになってほしいと願うでしょ?
  けれど、デートの失敗はつきものよ。
  渋滞に嵌った、相手がつまらなそうにしてた、人気がありすぎて店に入れなかった。
  でも次は失敗を糧にして、成功するためにがんばるでしょ?

文:好きな人のためなら、人はどこまでも頑張れます。

霊:最近の音楽家で世界を平和にする!とか世界中の人を俺の歌で幸せにする!とか
  言ってる人いるじゃない?
  まず世界じゃなくて、目の前にいる人を幸せにしてみなさい。
  恋人を幸せにできない人が、世界を平和にすることなんて絶対にできない。

文:これが魅力に繋がっていくわけですね。

霊:そう。
  魅力はそれこそ何年もかけて身に付けていくものだわ。
  魅力は目に見えるものじゃないから、上がっているのか不安になる時もあるだろうけど、
  それで挫折して心を狭くしちゃダメよ。
  心を豊かにしないとね。

文:それでは心を豊かにする方法を教えてください!

霊:人の発言にいちいち突っかかってこないでよ・・・
  長くなっちゃうじゃない・・・

文:ええ、細かいことは気にせず心を豊かにする方法を!

霊:全く・・・
  心を豊かにする方法じゃなくて心が狭い人の話をしましょうか。

文:あや?

霊:心が狭い人に共通することは、自分は絶対正しいと思っている人なの。
  そして他人を間違った人だと考えている。

文:またまた難しい話になりそうですね。

霊:まず自分が正しいという考えが間違いの始まりなんだと知りなさい。
  自分が正しいという考え方は他の価値観を受け入れないということなの。
  そして自分が正しいことを証明するために、他人の間違い探しを始める。
  こういう人は相手の発言を否定してばかりで、自分の発言が否定されたらキレる。
  自分の苦手分野で攻められても素直に聞かずにキレる。
  これじゃとても魅力のある人とは言えないわね。

文:よく話し合いの基本に「否定はしない」というのがありますね!

霊:自分は正しい、相手は間違っているという考えは非常に恐ろしいのよ。
  宗教戦争も相手の考えを一切受け入れないから始まることなの。
  完璧な人間なんていないわ。
  自分の考えが正しいかどうかは、相手の話も受け入れてから決めましょう。

文:嫌いな人の話を受け入れるのは簡単じゃありませんが、それができた時!
  あなたは人として一歩成長します!

霊:最近のSNSでよく見られる、自分は正しいという間違いを犯している典型的な例を挙げましょう。

文:そんなのがあるんですか?

霊:ツイッターやブログで炎上と表現される行為があるわね。

文:はい。
  主に悪いことをした人に対して、多くのコメントが投稿されることですね。

霊:内容が酷いじゃない?
  相手を罵倒したり、人格を否定したり・・・

文:ま、まあ現代的かと思えば・・・

霊:こういった人ってさ、相手が悪いことをした!
  悪いことは許さない!という考えなのよ。

文:そうですね。

霊:言い換えれば自分は正しい行為をしてると思ってる。

文:はい。

霊:人を罵ったり、人格を否定することが正しい行為なの?

文:あ・・・

霊:正しいという嘘で塗り固めた悪いことよね?
  一度でもネット上で人を罵ったりしたことがある人は肝に銘じて欲しい。
  人を不幸にすることは誰にでもできる。
  あなたがした行為は誰にでもできる愚かな行為に過ぎない。
  ならば、ほとんどの人がやることができない、”人を幸福”にすることできる特別な人間になりなさい。

文:だんだん音楽から話が遠ざかっていきますね。

霊:だけど根っこで音楽と繋がってるわ。
  音楽は決して一人では作れない。
  一人で作っているという人がいるなら、それはただの傲慢だわ。
  ZUNだって周りにかけがえのない友人、そして人生のパートナーがいるから様々な経験が積めたのよ。
  もし彼の人生が一人きりだったら東方Projectの音楽でこんなにファンがつくことは無かったでしょう。
  そして一人では作れないからこそ、人として大切なものを見失ってはいけないのよ。

文:なるほど。
  では他に心を豊かにする方法はありますか?

霊:そうね。
  素直に人の話を聞くことかしら?

文:素直にですか?

霊:反抗することが格好いいとされがちだけど、成功者というのは素直に話を聞く人よ。
  勘違いしてほしくないのは、奴隷のように従うのと素直に従うのは全くの別物だわ。

文:素直な人はださいと思っちゃダメです!

霊:素直に話を聞くというのは、相手の意見を受け入れるということよ。
  相手が自分より遥かに力量が上なら素直に従った方が身のためになるなんて当たり前よね?
  ただどうしても自分のやり方に合わないなら、こんな考え方もあると一つの意見として受け入れなさい。

文:心の狭い人は素直にではなく、反抗してくるというわけですね。

霊:ちょっと違うわ。

文:あや・・・

霊:素直に話を聞かない人は、言い訳ばかりしてくるの。
  アドバイスをしても言い訳を並べてばかりで、できない理由しか言わないのよ。

文:確かに言い訳ばかりの人で伸びた方は見たことがないですね。

霊:言い訳の理由がごもっともなら分かるんだけど、大抵は変わりたくないという思いが1番上にあるからさ。

文:素直に聞くと言うのは、変化を素直に受け入れるというのに繋がるわけですか。

霊:そうね。
  他に素直に聞く以外にも重要なものがあるわ。
  そしてこれが1番皆がやろうとしてもできないことじゃないかしら?
  
文:何でしょうか?

霊:「許す」ことよ。
  人を許す行為こそ、心を豊かにする一番の方法であり、逆にできなければ一生心の狭い人でしょう。

文:え?
  簡単そうじゃないですか?

霊:いえ、凄く難しいし、心が引き裂かれる思いになるものよ。

文:ええ・・・

霊:例えば優駿録メンバーのルナは小学生の後半からクォーターということでイジメを受けていたわ。

文:才色兼備は同姓から嫌われてしまうものです。

霊:ルナは自分をいじめてきた相手を憎んでた。
  中学生になってクラスが変わっても、高校生になって遠く離れてもね。

文:こ、こういうことですか・・・

霊:それをルナは私に告白してくれたんだけど、私は許してあげなさいと言ったわ。
  そこからは凄まじかったわね・・・

文:何があったんでしょうか?

霊:裏切り者!!って泣き叫びながら手当たりしだいに物を投げつけられたわ。
  ああ、弾幕ってこんな感じなのね・・・って。

文:何を思ってるんですか・・・

霊:冗談よ。
  ルナは私が同調してくれると思ったのね。
  そいつは許せないわね、って。

文:過去のいじめを受けた経験を告白するだけでも勇気が必要だったでしょうから。

霊:だけど、許してあげなきゃいけない。
  相手のためにではなく、自分のために許してあげなきゃいけない。
  いじめを受けて、あなたの心に消えない傷が残ったとしても許してあげなきゃいけない。

文:な、なぜでしょうか?

霊:許してあげない限り、ルナはルナ自身にいじめられ続けるの。

文:先生!
  意味がわかりません!

霊:ここは分からなくても、自分で答えに辿りついて欲しい。
  許すという行為は非常に辛くて、悲しくて、許せない行為なの。

文:異議あり!!
  許す行為が許せないなんて・・・
  霊夢さん!その証言はこの証拠品と矛盾してます!

霊:はいはい。

文:ノリが悪いったらありゃしない。

霊:心は矛盾だらけなものよ。
  だから許す行為は大変なことだって言ったじゃない。
  自分をいじめてきた相手はどう頑張っても許せないと思うわ。
  当然よ。
  自分の中では殺人を犯した極悪人よりも更に極悪人、いえ、世界で一番の極悪人なんだから。
  死刑ではものたりない、それこそ一生苦しみ続けて死ねばいいと思ってしまうでしょう。
  
文:あややややややややや・・・・・・

霊:だけど許してあげなきゃいけない。
  ルナも苦労したけど、許すということができたわ。
  あなたも過去に囚われちゃダメよ。
  過去は変えられないというけどね、それは心理学では間違いなの。
  過去は変えられる。
  あなたの許すという行為で、あなたを蝕む思い出は、あなたの人生の糧になる思い出に変えられる。

文:霊夢さんの本気と対峙するとえぐいったらありゃしない。
  では他に心を豊かにする方法はありますか!?

霊:まだ言わなきゃいけないの・・・?

文:もう一声!もう一声!

霊:んんっと。
  弱い自分を受け入れることね。

文:なんですかそのJ-POPみたいな歌詞は。

霊:別にいいじゃない・・・
  自分を強く偽ることほど愚かな行為はない。
  弱い自分を受け入れてこそ、人は強くなれるの。

文:うはは!
  J-POPの歌詞として70点あげます!

霊:黙ってろ馬鹿天狗・・・
  自分を強く偽っている人は、基本的に人と交流することから逃げているの。
  自分の化けの皮が剥がれてしまうからね。

文:なぜでしょうか?

霊:人と話すのが苦手。
  異性と目を合わせられない。
  笑顔がない。
  ひとりよがりの会話。
  人の悪口で盛り上がる。
  これが、自分を強く偽っている人に共通してる特徴。

文:容赦ないですね・・・
  霊夢さん・・・

霊:一人で何でもできるという人は、自分を知らない、知ろうともしない。
  教えてくれる相手が近づいてくると逃げる、ひたすら逃げる。

文:この教えてくれる相手というのは、思ったことをズバズバ言う人だったり、
  異性だったりするわけですね。

霊:自分は欠点だらけで弱い人間なんだと認めなさい。
  そう、認めるだけでいい。

文:え、それだけ?

霊:そう、それだけ。
  なぜか自分は人付き合いが苦手だ!と認めるとね、不思議なことに人付き合いがうまくいく想像ができるの。
  
文:大事なことですね。
  あなたの想いは現実になります。

霊:認めない人は人付き合いが苦手だという想像しかできない。
  だからそれが現実になって現れるのよ。

文:不思議ですね。
  人の心と言うものは。

霊:強く偽ったって、息が苦しくなるだけよ。
  弱さを認めなさい。
  その弱さがあなたを強くしてくれる。

文:それじゃこの質問はこれぐらいにして次のs

霊:もう終わりにしましょう・・・

文:あや!?
  まだ二つしか答えてないですよ!?

霊:その分一つ一つが長いでしょう・・・
  それにこういう話は一気に畳み掛けたって、聞く側がついてこれないわ。

文:そうですか。
  ではこれで終わりにしましょう!

霊:今日の内容は完全にサークル向けだから一般ユーザーの方はつまらなかったと思うけど、許してね。

文:これがどこも教えてくれない音楽で大切なものですよ!

霊:精神面の話をすると深く悩んで落ち込んでしまう人が多いの。
  それもまたあなたの音楽のレベルを下げる原因となってしまうわ。
  上で言ったけど、そんな時はあなたが音楽の道を進もうと決めた時の物語の一行目を思い出しなさい。
  あなたの本当の目的を。

文:じゃあこれから昼食でも食べに行きましょうか!
  私寿司でも焼肉でもパスタでも何でもオッケーです!!

霊:私が作ってもいいけど。

文:何で手作り!?

霊:何でもオッケーなんでしょ。

文:いやいや・・・
  そこは外食で・・・

霊:手作り料理以上に美味しいものは無いわ。

文:霊夢さんといれば高級料理店で奢ってもらえるという法則が・・・

霊:どんな法則よ・・・
  ふざけたこと言ってないで終わりにしましょ。

文:霊夢さんの手作りあまり食べたことが無いので、たまには良いかもしれませんね。
  では皆さん、また次の機会にお会いしましょう!

霊:鶏肉使った料理でも作ろうかしら。

文:ちょ、ま!?




■2013/9/7
文:どうでしたか皆さん!
  血だらけのアーティスト完全版!!

霊:我ながらえぐいこと言ってたものね。

文:本当はこのまま公開しない予定だったんですけど・・・

霊:いきなり優駿録を終了したものだから、反響が凄かったのよね・・・

文:初めてですよ。
  一夜にして受信メールが3桁突破したの。

霊:サークルの皆さんにも報告せずに終了したからね・・・
  ちょっと急過ぎたと反省してるわ。

文:ということで今回、お詫びと言う形で完全版公開となりました!

霊:これからも更新を期待する人が出てくるだろうけど、もう更新する予定は無いわ。

文:たまには出てもいいんじゃないでしょうか?

霊:もう終わり。

文:そうですか。

霊:私と文以外は完全に撤退しちゃってるからね。
  ちょっと雑用が済んだら私たちも撤退するわよ。

文:あやや・・・

霊:優駿録の管理は慧音達に譲渡するわ。
  もしかしたら、東方ヴォーカル教室がまた開くかもね。

文:すぐ更新するといって、一年以上失踪した先生。

霊:ゴールデンウィークで更新するといって、夏休みに更新するといって、一つも更新しなかったと。

文:慧音さんも忙しいみたいですから。

霊:大型連休になると、いっつも音楽の勉強だ!って言って海外いってるからじゃない・・・

文:アグレッシブなんです。

霊:ところで文。

文:あや?

霊:最後のこちあややで私の好きな言葉いってたわね。

文:あ、あやややや・・・

霊:別に言うのはいいけどさ、肝心の言葉を間違えてる。

文:え!?
  あれ!?

霊:好きな言葉として文達に言ったけど、1番好きな言葉では無いわ。

文:そ、そうだったんですか・・・
  じゃあ教えてください!

霊:ダメ。

文:・・・ケチ巫女。

霊:うるさい。

文:それじゃ代わりにユーザーからの質問を答えますか。

霊:あれ?
  まだ来てるの?

文:過去最高の量です。

霊:なんで終了したのに質問が来るのよ・・・

文:謎です。

霊:まあいいわ、ぱぱっと答えちゃいましょう。

文:はい
  飛ばしていきますよ。
  「カリスマーレットさんって何だったの?」

霊:何だったんだろ。

文:そういわないでください。
  早苗さんやルナにギターを教えてたりしてたんですよ。
  「優駿録メンバーに入りたい!」

霊:やだ。

文:おい・・・
  「音楽で1番大切なものは何だと思いますか?」

霊:人それぞれでしょう。

文:真面目に答える気があるんですか・・・
  「東方ヴォーカルはこれからも聞いてくの?」

霊:・・・うふ♪

文:C84は発熱巫女~ずしか買ってませんでしたね・・・
  ある程度の技量にならないと基本的に霊夢さんは聴きません。
  「音楽に関しての知識がなくても音楽業界に入れる?」

霊:入れるけど、私は欲しくない。

文:言い方を優しくしてください・・・
  最低限の知識は持ち合わせて欲しいですね。
  「どこのレコード会社も経験者採用で入れる気がしない」

霊:・・・え?

文:・・・ん?
  大手のレコード会社は毎年のように経験関係無く、新卒を大量採用しているはずですが・・・
  「音楽業界に入るためにやると有利になることはある?」
  なんか霊夢さんの影響で、レコード会社に入りたい人が多いみたいですね。
  こういった質問が多く届いてますよ。

霊:音楽関係のバイトしたり、バンド組んだり・・・

文:もうちょっと真剣に答えてあげましょう。
  サークルの方からも多い質問ですから。

霊:そうね・・・
  人脈を作りなさい。
  SNSで有名企業の有名プロデューサーだったりアレンジャーだったりとコンタクトが簡単に取れる時代でしょ?
  無視されても、有力者は一人では無いわ。
  あなたに合う人物が必ずいるでしょう。
  そしたら、何をすればいいか、色々と聞けばいいわ。

文:人脈作りは大切です!

霊:歌手やバンドは、間違ってもスカウト待ちなんて考えないことね。
  責任を持ちたくない人だとしか思われないわよ。
  スカウトする側だって、ウン百万という経費をかけてスカウトするんだから失敗は許されないのよ。
  スカウトされるのは真の実力者だけよ。
  だったら確実にプロへの道が開けるオーディションの方が遥かに効率が良いわ。

文:オーディションに参加した人が、例え優勝を逃したとしてもスカウトされる確率が高いんですけどね。

霊:バンドからヴォーカルだけ欲しい場合は、優勝はさせずに後からヴォーカルだけひきぬk

文:あややややややややややややややややや!!
  次の質問に行きましょう!
  「紫さんってそんなに凄いの」

霊:THE・HENTAIかしら。

文:いまだに高校生のカップルかと思ってしまうぐらいの初々しさを維持しているくせに。

霊:うるさいわね・・・

文:おお、怖い怖い・・・
  「霊夢さんが音楽の道を進もうと思ったきっかけは?」

霊:天使にラブソングをっていう映画があるんだけどね。
  子供の頃、テレビでみて凄く感動したわ。
  Hail Holy Queenは見たことがある人も無い人も一度は聴いて欲しいわね。
  アレンジの素晴らしさが1番分かる映画だと思うわ。

文:この映画は音楽の素晴らしさを教えてくれますね。
  既に20年前の映画ですが、クオリティの高さは色あせません!
  ブルーレイで現在販売されていますので、興味がある方はぜひ!
  「霊夢s」

霊:ちょっと待ちなさい。

文:あや?

霊:文が音楽の道を進んだきっかけも話しなさい。

文:え!?

霊:私だけ言うのも癪だわ。

文:なんという・・・
  物心ついたころから音楽が好きだったとしか・・・

霊:つまらないわね。

文:本当は絶対音楽の道に進みたいとは思ってなかったんですよ。

霊:あら、そうなの?

文:成り行きと言ってしまえば成り行きです。

霊:成り行きでそこまでいけるんだから大したものよね。

文:うへへ・・・
  「霊夢さんって心理学者なの?」

霊:教えない。

文:ちょっと違う気がしますね。
  「早苗さんのメジャーデビューっていつ!?」

霊:教えない。

文:早苗さんの出した条件というものが・・・なんというか・・・
  「私は絶対歌手になる!」

霊:頑張りなさい。
  そして人の何倍も努力しなさい。

文:想いが現実になる。
  プロの歌手としてステージに立つ自分の姿を鮮明に描ければ、本当にプロとしてステージに立てますよ。

霊:早苗はAvril Lavigneが大好きじゃない?
  アヴリルってね、歌詞でよく、私は最高の女、みたいな表現を歌ってるの。
  笑っちゃう歌詞だと思っちゃうでしょ?
  日本の作詞家でこんな歌詞を書ける人はいない。
  だけど彼女は本当に世界を背負ってたつ”最高の女”になったのよ。

文:己を信じる想いが誰にも負けていないのでしょう。
  「今までの東方ヴォーカルで1番好きになったのは?」

霊:一つに絞りきれないわね・・・
  ただもっとロックの実力が上がらないと東方ヴォーカル自体が終わるわよ。

文:縁起でもないこと言わないでください。

霊:若い人がメインで聴いているのだから、ポップ、そしてロックが絶対的に必要なの。
  歌手の勢力図が変わらないのもちょっと頂けないわ。
  ただこれは、聴く側に問題があるんだけどね。

文:あや?

霊:変化は嫌いだけど、マンネリ化もやだ。
  これが今の若いリスナーの特徴なの。

文:い、異議あり!!
  霊夢さんの発言はこの証拠品と矛盾しています!!

霊:そう、矛盾しているの。
  新しい歌手は受け入れたくないけど、同じ歌手ばかりなのもヤダ。
  どうしたものか・・・

文:これが今、霊夢さんと紫さんが抱えている大きな課題です。

霊:ちょっと妙案はあるんだけどね。

文:霊夢さんの奇策に虜になった人は数知れず。
  それじゃそろそろ最後にしましょう。
  「プロになるためには、何が必要でしょうか」

霊:なんか似たような質問なかった?

文:す、すみません・・・
  整理してなかったので行き当たりばったりに・・・

霊:まあいいわ。
  プロになりたいなら誰よりも、世界中の誰よりも努力しなさい。

文:最近は努力がダサいものと思われている傾向がありますね。

霊:努力しないと・・・死ぬわよ?

文:え゛!?
  じょ、冗談やめてください。

霊:冗談じゃないわよ。
  地球上で努力しない生き物って人間だけなのよ?
  なぜなら、努力しないと生きていけないから。
  努力をやめた途端、死ぬから。

文:な、なるほど・・・

霊:サバンナでシマウマがライオンに追われているとするわ。
  シマウマは必死になって逃げている。
  だけど、努力メンドー、ださーい、なんて言って走るのをやめたら、死ぬでしょ?

文:そんなシマウマはどこを探してもいないですね・・・

霊:ライオンだって、疲れたー、はしりたくなーい、なんて言い始めたら、死ぬでしょ?

文:どの動物も必死です・・・

霊:人間は努力をしなくても死ぬことはない。
  だけど努力をしない者は死なない代わりに、幸せを感じることは決してない。
  それは残念ながら、死んでいるのと一緒よ。

文:あやや・・・

霊:誰よりも努力しなさい。
  それが本当の意味での生きているということになるわ。

文:では、血だらけのアーティスト完全版、オマケもこれで終了です!

霊:優駿録が終わったのに、応援してくれた人はありがとね。

文:今後、他の完全版を投稿!なんてことは残念ながらありませんのでご了承ください。

霊:影ながら東方ヴォーカルを応援してるわ。
  ライブ頑張ってね。

文:それでは皆さん、きっとどこかでお会いしましょう!

霊:いつか、また。


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