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霊々ム新聞 第73回 「偽りの仮面」



紫:霊夢、最近ね。

霊:うん?

紫:音楽とは関係ない同人活動をしている方からも、霊々ム新聞が人気を得ているようよ。

霊:なんで・・・?

紫:音楽抜きにしても、霊夢の話は参考になるらしいわ。

霊:あっそう。

紫:興味なさそうね。

霊:そんなことないわよ。
  でも、そろそろ厳しいことでも言っておこうかなぁって。

紫:意地の悪い笑みを浮かべるのやめなさい。
  夏コミも遠くないんだから、厳しいことはそれが終わってからにしましょ。

霊:ちっ。

紫:言う気満々だったのね・・・

霊:じゃあ今日は何するの?

紫:ええっと。
  血だらけのアーティスト以降なんだけど、
  サークル・ユーザーからの質問が急増してるのよ。
  夏コミに向けてのアドバイスになるだろうし、今のうちにちょっと答えていきましょ。

霊:イヤ。

紫:イヤって・・・

霊:精神的な話は身が削られるような思いなのよ。

紫:別に血だらけのアーティストのような話をしなくてもいいって。
  基本的なアドバイスでも構わないわ。

霊:突き詰めたら結局は精神的な話になると思うけど・・・
  まあいいわ。
  やるからにはとことんやりましょう。

紫:無理しなくていいわよ。

霊:大丈夫。
  それじゃ最初の質問は何?

紫:最近急増した質問があるんだけど、それに答えましょうか?

霊:何それ?

紫:「発熱巫女~ずのような曲を作れるようになるにはどうすればいいの?」

霊:・・・はい?

紫:冗談抜きで今1番多い質問よ。

霊:なんで私達に聞くの・・・
  本人に直接聞けばいいじゃない・・・

紫:聞いたことがあるみたいだわ。

霊:だったらそれでいいじゃない。
  教えてもらったことを実践しなさい。

紫:それじゃ霊夢も実践してみる?

霊:なんでよ・・・

紫:霊夢も発熱巫女~ずが好きじゃない。
  その代表が言ったアドバイスをやってみる価値はあると思うわ。

霊:確かにTim Vegasが言ったアドバイスは気になるわね。
  ちょっとやってみようかしら。

紫:それじゃ早速・・・
  霊夢、全裸になりなさい。

霊:・・・はい?

紫:ほら、早く脱gごほおおおお!?

霊:殺すぞ?

紫:ごめん・・・もう殺されかけてる・・・
  本気で腹パンチしなくたっていいじゃない・・・

霊:これって本当にTim Vegas本人が言ったの?

紫:うん。

霊:凄くショックです。

紫:真顔で言わなくていいわよ。
  霊夢はtwitter嫌いだから知らなかったみたいね。

霊:これはアーティストとしての余裕と見るべきか・・・

紫:真剣に悩まなくていいわよ。
  基本メンバー全員twitterに興味ないのよ。
  ある人がtwitterで・・・なんて質問されてもチンプンカンプンだから、そこは分かって頂戴。

霊:なんでできる音楽家って変体ばかりなのかしら・・・

紫:霊夢だって良い勝負じゃない。
  同じ様な質問されてもまともに答えてるところなんて見たことないわ。

霊:私は全裸になれなんて言わない。

紫:物は試しよ。
  霊夢、ちょっと脱いでみなsごほぁ!?

霊:やっぱりね。
  親しき仲にも礼儀は必要だと思うの。

紫:それはようするに夜になってからムードをしっかり作って時間をかけてゆっくり脱がしt痛い痛い痛い!!

霊:・・・・・・

紫:わ、分かったから、鼻を思いっきり摘むのやめてくれないかしら・・・
  地味に痛い・・・

霊:もうイヤ・・・

紫:ごめんごめん。
  でも霊夢だって他の方からしたら意味不明なアドバイスばかりなんだから、人のこと言えないわよ。

霊:そう?

紫:あなたは「恋愛しなさい」ばっかりじゃない。

霊:だって私に質問してくる人って基本的なことはできてる人だもの。
  あとは中身よ、中身。

紫:ここを見ている人はもっと分かりやすく説明してもらいたいはずだわ。

霊:分かりやすくねぇ。
  おさらいの意味も込めて、基本的なことを教えましょうか。

紫:何を言うのかしら?

霊:まずはとにかく「知識」を身に付けて欲しい。
  ギターならレッスンに通うなり、教材DVDを見るなり、本当に上手い人達のライブを目に焼き付けるぐらい
  繰り返し見続けて欲しい。

紫:知識は絶対に必要よ。
  知識があれば、道に迷うことなく音楽のレベルを向上させられるわ。

霊:そして知識を身に付けたのなら今度は「技術」を手に入れなさい。
  ひたすら練習して基本を磨いて欲しい。
  仲間に聴いてもらいながら練習すれば更に向上するわ。

紫:基本が大事よ。
  ギターソロばかり練習している人はギタリストに求められるものを根本的に勘違いしているわ。

霊:そして技術を身に付けたのなら「経験」しなさい。
  バンドを組む、人前で演奏する、ライブをやる。
  ライブは経験しても経験しきれないほどの経験値をあなたに与えてくれる。

紫:いくら知識・技術があっても経験がないと見向きもされないのは、どの世界でも同じでしょ?

霊:そうするとあなたにもっと良い曲を作りたいという欲が出てくる。
  その欲を満たすためには「知識」がまた必要になる。

紫:知識⇒技術⇒経験⇒知識⇒技術⇒経験⇒知識⇒・・・・・と延々とループするのよ。
  一流の音楽家は常に貪欲に知識を求めているものだわ。

霊:三流の音楽家はループしない人が大半ね。
  そして基本的なことも満足にできないのに、自分を凄腕のプレイヤーだと思っている。
  井の中の蛙もいいところだわ。

紫:上を見ようとしないで下ばかり見ている人たちね。
  上を見ない人は向上心が無いと見られるだけよ。

霊:見下してきた人達に抜かれたときに、自分が甘かったと気付いても遅いの。
  人を見下すという行為は、その人たちに対する恐れ、恐怖と言ってもいい。
  いずれ自分を越す存在だという事を本能で気付いているのでしょう。

紫:霊夢が言ったことをしっかりと実践していけば、あなたも一流の仲間いr

霊:違う。

紫:え?

霊:私が言った基本的なことを全て守れば二流のアーティストにはなれる。
  けれど一流には程遠い。
  一流と二流の壁は果てしなく高い。

紫:そ、そうなの・・・

霊:けれど壁を高くしているのは自分なのであって、実際は驚く程低い。

紫:あなたは何を言ってるの・・・

霊:ここで最初に戻りましょうか。
  発熱巫女~ずのような曲を作るにはどうすればいいか?
  だったわね。

紫:ええ。
  Tim Vegasに憧れているユーザーは多いみたいだわ。

霊:じゃあ逆に私が質問するわ。
  あなたはTim Vegasが好きになったの?

紫:・・・ん?

霊:違うでしょう。
  大半の人が陽花、舞花のヴォーカル陣をきっかけにして発熱巫女~ずが好きになったはずだわ。

紫:そういえばそうね。

霊:発熱巫女~ずの演奏が好きになったという人も、
  ベースはMaurits"禅"Cornelis、ギターならコンドルKING、ROOM841がメインでしょう。
  演奏のメインはTim Vegasでは無い。

紫:あ、あれ?

霊:だけどTim Vegas無くして発熱巫女~ずの素晴らしい楽曲ができることなんてありえない。
  それは決してアレンジのことだけを言ってるのではない。
  そしてこれこそが、Tim Vegasと他のサークルリーダーとの決定的な実力の差と言ってもいい。

紫:何なのかしら?

霊:私が最近になって何度も言っている「魅力」よ。
  人望という言葉も合うわね。
  魅力こそが一流の壁を越えるのに必要なものであり、一朝一夕では手に入らない物なの。

紫:イマイチ意味が分からない人が多いんじゃないかしら?

霊:そうね・・・
  みんな疑問に思って欲しいところがあるの。
  なぜ陽花やmillieと言った一流の歌い手が、東方ヴォーカルのようなマイナーな同人サークルに参加しているのか。
  私が陽花だったら誘われても間違いなく断る。

紫:普通に参加しているから、疑問に思った人はほとんどいないんじゃないかしら。

霊:推測になってしまうけど、これこそがTim Vegasの魅力の賜物でしょう。
  Tim Vegasの人望無くして、陽花は東方ヴォーカルには参加していない。
  ようするに陽花は、Tim Vegasがいたから参加したのよ。
  発熱巫女~ずという優れた集団は、Tim Vegasがいなければ曲を作る所か集まりもしなかったでしょう。

紫:確かにTim Vegas一個人のサークルだったら、編曲が上手いねと言われるだけのマイナーサークルで終わったかもね。

霊:ええ。
  私も陽花無しに発熱巫女~ずは絶対に好きにならなかった。
  ヴォーカルがもしTim Vegas本人だったら、サビを聴く前にCDを投げ出したかもしれないわ。

紫:もしかしたら、ビックリするぐらい歌が上手かもよ?

霊:そこは考えても仕方ないでしょ・・・
  これが一流への壁を高くしているのは自分であり、低くすることができるのも自分だということよ。

紫:結局どういう意味かしら?

霊:ちょっとは考えなさい・・・
  一人ではどんなに頑張っても壁は越えられないほど高い。
  けれど、ちょっと手伝ってもらうだけで簡単に上に手が届くものよ。
  か弱い女性も上から引っ張ってもらえれば、ラクに飛び越えられる。
  音楽は決して一人では作れない。
  それを体現しているのが発熱巫女~ずだわ。

紫:どんなに優れた一個人でも、絆のある集団には勝てないということね。

霊:一流になりたいなら、自分の魅力を高めなさい。
  魅力があれば、優れたアーティストが集まってくる。
  優れたアーティストがいれば、素晴らしい音楽を作れる。
  素晴らしい音楽を作れば、更に優れたアーティストが集まってくる。
  そうすれば更に素晴らしい音楽が作れる。

紫:正の連鎖が続くという訳ね。

霊:そうね。
  知識⇒技術⇒経験、他の業種だったらこれだけで十分かもしれない。
  だけど音楽家として生きていくためにはこれだけでは足りないの。
  「魅力」が無ければ誰もついて来ない。
  リスナーもその場限りのにわかファンで終わってしまう。

紫:でもね、霊夢。

霊:何?

紫:そう簡単に魅力なんて上げられるものじゃないでしょ?

霊:うん、無理だと思う。

紫:だからどうやったら魅力が上げられるか説明をお願い!

霊:ただの無茶振りじゃない・・・

紫:ユーザーの皆さんも霊夢の話を今か今かと待っているわ。
  全裸で。

霊:終わりにしましょう。

紫:冗談だから許してください。

霊:本気で頭が痛い・・・
  ええっと魅力を上げるためにはどうすればいいかね。

紫:一般的なアドバイスで言えば、恋愛したり、たくさん遊んだりすることね。

霊:こういうことは私も前に言ったわね。
  実際に実行に移してくれている人も多くて私も嬉しいわ。

紫:私の経験上、音楽だけを突き詰めてきた人の音楽には魅力が無いの。
  エリートコースを歩んできた音楽家は一般には全く浸透していないでしょ?

霊:こういった人は「分かる人だけに分かればいい」と言っていつも逃げているの。
  まるで自分の作った曲を好きになった人は音楽を分かっているとでも言いたげね。
  けれど実際は違う。
  自分に魅力が無いから人を魅了できる曲を書けない。
  それを理解していても音楽以外のことを知らないから、魅力を高めることもできない。

紫:音楽だけの人生を歩んできた人には余裕が感じられないのよ。

霊:それじゃここから深い話をしましょうか。

紫:メンタルが弱い人は読まないことを薦めるわ。

霊:別にそこまでしなくても・・・

紫:あなたの話は想像以上に影響を与えるのよ。

霊:そう・・・
  じゃあ話を戻すけど、魅力を上げるにはどうすればいいか。
  それには「個性」を大事にして欲しい。

紫:個性?

霊:ええ。
  性格は変えられても、個性は変えられない。
  これは真理なの。
  なのに皆が皆、個性を偽って生きている。

紫:ちょっとピンと来ないわね。

霊:分かりやすく言えば、性格は料理、個性は素材よ。
  素材が例えば肉だったとしましょう。
  なら料理は焼肉だったり、肉じゃがだったり、カレーにしようとなるでしょ?

紫:なるほど。

霊:だけど私はケーキが好きだから・・・とケーキに肉を入れたらどうかしら?
  どう考えたってまずいでしょう。
  素材が甘い甘いメロンなのに、鍋が好きだから・・・と鍋にメロンを投げ入れられたら皆悲鳴を上げてしまうわ。

紫:これが個性を偽って生きているということね。

霊:そう。
  ハスキーボイスなのに、バラードに拘る。
  声量が無いのに、ロック以外歌うのがイヤ。
  これが個性を偽って生きているということよ。

紫:その点、発熱巫女~ずのヴォーカル陣は適材適所と言った感じだわ。

霊:素材を引き立てるにはどう料理をすればいいか、Tim Vegasがしっかりと理解できているのね。
  個性を偽っても良い結果は引き出せないのよ。

紫:でもこれが出来ている人は多いんじゃないかしら?

霊:甘いわ。
  他人の個性を見抜くことはできるものだけど、自分の個性は見るのすらイヤだという人が多いの。

紫:どういうことかしら?

霊:本当は弱いのに、強がって生きている。
  異性との経験が無いのに、経験豊富なように偽る。
  東方が好きなのに、好きなそぶりを一切見せない、とかね。

紫:なるほど。

霊:一つだけ良いことを教えてあげましょう。
  例えばあなたが女性経験が無い男性だとするわ。
  あなたはそれを恥だと感じている。
  だから女性経験が豊富だと偽って周囲に話しているとしましょう。

紫:これのどこか良い話に繋がるのかしら・・・

霊:あなたは嘘が上手くいっていると思っているかもしれない。
  周囲はすげーっなんて言ってるかもしれない。
  けれど、本当はあなたに女性経験が無いことぐらい分かってる。
  女性とまともに話すらできないことは分かってる。
  だけど黙ってあげてるの。
  大人だから。
  あなたが必死に自分を偽ったって、誰もがあなたの本質を見抜いている。

紫:・・・うん。
  みんな分かってるでしょ?

霊:うまくいっていると思って嘘の仮面を被り続けて自分を偽り続ける。
  だから仮面を外せなくなる。
  だから息が苦しくなる。
  だから周囲の人も壁を作られていると感じて、一歩引いた距離からしか接してこない。
  だからもっと近づいてもらう為に、更に自分を偽る。
  だからもっと息が苦しくなる。

紫:畳み掛けるのやめなさい・・・

霊:人に近づいてもらう為には自分を強く偽るのではなく、仮面を取りなさい。
  誰も完璧な人間に魅力なんて感じない。
  失敗して転んで傷ついて、それでも立ち上がって前に進む人に魅力を感じないかしら?

紫:そうね。

霊:今日また振られたよ。
  一日に20回は振られてるね。
  このような冗談を明るく言える人を皆嫌いになったりしないでしょう。

紫:弱い自分は見たくないものよ。
  誰しもがそうだわ。
  だけどね、私が霊夢に最初の頃は振られまくっていた話をすると今までカチコチに緊張していた人も、
  自然と笑顔になって打ち解けてくれるの。
  
霊:個性を偽り続けるということは魅力を失い続けるということよ。
  変えることができない個性を偽るのは終わりにしましょう。
  自分と言う素材を生かす為には、どう料理していけばいいかを自分の為に考えて上げなさい。
  そして自分の個性をしっかりと見つめて愛して上げなさい。

紫:だからと言って偽りの仮面を嫌悪しちゃだめよ。
  あなたが傷つくことを守ってくれていた仮面なんだから。

霊:そうね。
  あなたが被り続けていた仮面はあなたを守る存在だったの。
  決して捨ててはいけないわ。
  あなたが死ぬまで一生持ち続けなさい。

紫:と、いきなり言われても、それこそ長い人は10年以上被り続けているものでしょう。
  外せと言われても辛いかもよ?

霊:んん~・・・
  ちょっと長くなるし、今の自分が仮面を被っていないという人は読み飛ばして頂戴。
  人によってはえぐい話になるかもしれない。

紫:メンタル面に不安がある方は特にね。

霊:仮面を外すには・・・
  仮面を被った自分が目の前に立っていると想像して。
  目の前でずっとあなたを見守っていたのよ。
  あなたも逃げずにしっかりと仮面の自分を見てあげなさい。
  そして質問しなさい。
  何をそんなに頑張っているのか、なぜ仮面を被り続けるのか。
  あなた以外に答えを聞ける人はいない。
  仮面の自分の答えにあなた自身が泣いてしまうかもしれない。
  けれどそれは仮面の自分があなたの身代わりに受けていた痛みなのだから逃げてはいけない。
  そうしたら、あなた自身の手で、仮面の自分の仮面を外してあげなさい。
  仮面を外した自分は泣いているかしら?笑っているかしら?それとも両方かしら?
  間違いなく言えることは、仮面を外してくれたあなたに対して喜びを感じてる。
  そして仮面を外した自分を優しく迎え入れてあげなさい。
  かけがえのないあなた自身を。

紫:本当の自分に気付いたとき、あなたは魅力ある人生を歩めるわ。

霊:仮面という例えを使ったけど、これは壁でもいい。
  自分の前に心の壁を作って、人との交流を遮断している人は思いの他多いものよ。
  そして、苦労して壁を乗り越えて自分に会いに来た人だけを認める。
  傲慢もいいところよね。
  自分は選ばれる存在だと思っている。
  そして自分を選ばなかった存在を否定する。

紫:心の壁は思春期に皆作り出してしまうものよ。
  人との交流によって傷つくことを恐れた人は、いつまでも壁が作られたままなの。

霊:率直に言いましょう。
  あなたの本質は自分が人を選びに行って、もし断られたら・・・
  その時の事に怯えている小心者に過ぎない。
  だから自分から選びに行かない。
  だから選ばれるのを待っている。
  だから異性に告白する勇気も無い。
  傷付くことが怖いから。
  強い存在でいたいから。
  自分が相手より優位でいたいから。

紫:断られることなんて普通なのよ。
  それは恋愛でも音楽でもね。
  周りにナンパばかりしている遊び人がいるなら話を聞いてみなさい。
  成功率なんて10%あれば良い方よ。
  だけどその失敗談で自然と人が集まってくる。
  不思議よね。

霊:自分から積極的に他サークルと交流を計らない、選ばれるのを待っているサークルは多いと感じてるわ。
  ハッキリ言うと、あなた達の音楽には魅力が感じられない。
  将来性が無いの。
  あなた自身の魅力は、音楽の魅力に直結する。
  実力も同人レベルでしかない偉ぶっている人に誰が魅力を感じるのかしら?

紫:選ばれなかったなら選びに行け。
  某バンドもこう歌ってるわね!
  活躍しているバンドに選ばれ待ちなんていない。
  俺を選べよ!という野心に満ちた人しかいないわ。

霊:怖いわよ・・・
  紫が今回は見送りにしたバンドがいたんだけど、そのあとスタッフが大勢いる中で、
  「俺達の何が悪かったんですか!?」
  って詰め寄られて私は隅っこで震えていたわ・・・

紫:嘘おっしゃい。
  ダメだった点を延々と述べてバンドメンバーの心を折ったくせに。

霊:うへへ・・・

紫:なんで気味の悪い笑い方をするの・・・

霊:気にしない。
  そして偽りの仮面も、心の壁も取り払えた人は、世界がまるで変わったかのように感じる。
  自分が変われば世界も変わる・・・よく聞くセリフだけど上手くいったものね。
  間違いなく真理だわ。
  その変わった世界で、あなたが疎かにしてきた人との交流を今度は大切にして欲しい。
  何度も言うけど、人は人との交流無しに成長しない。

紫:ピンと来ない人が多いかもしれない。
  けれど対人関係というのはあなたが想像している以上に恐ろしくて、怖くて、愛しいものよ。

霊:バンドが解散する1番の理由って何だと思う。
  音楽で将来像を描けなくなった、そんな理由じゃない。
  1番の理由は対人関係がこじれたからなの。

紫:私は対人関係が原因で解散したバンドを腐るほど見てきたわ。
  トップアーティストでもいきなり活動停止したり長期休養を取る人がいるでしょ?
  これね、人との関係が上手くいかなかったことが大半の原因なの。

霊:だけど交流がうまくいったからこそ、成功したアーティストもたくさん見てきたわ。
  人との出会いがあなたを変えてくれる。
  出会うためには人と積極的に交流するしかない。
  うまく交流していくためにはあなたに魅力が必要になる。

紫:交流を大切にして欲しいと言ったけど、若い人達に気をつけてもらいたいことがあるわ。
  サークルに対して無礼な態度を取る人が多いみたいなの。
  教えてもらって当たり前だという考えみたいだわ。

霊:SNSを代表とするネット社会の弊害よね。
  皆が皆、発言力が均等になるから、現実世界でも対等だと思い込んでしまっている。
  お願いをするのは、あなたの知識・技術・経験が十分上がってからにしなさい。
  自分の実力も省みず、強者に媚びるのは世間一般で何と言うかしら?

紫:虎の威を借る狐。

霊:サークルはファンをないがしろにすることは出来ないの。
  それを悪質なファンは理解しているから、無茶な要求をしてくる。
  ファンという立場を利用してサークルを攻める。
  これを世間一般で何と言うかしら?

紫:パワーハラスメント。

霊:ふふふ。
  上の立場の人間が下の立場の人間を攻めることがパワーハラスメントと言われがちだけど、
  下の立場ということを利用して上の立場の人間を攻めることも悪質なパワーハラスメントよ。

紫:モンスターペアレントならぬ、モンスターファナティストにはならないように。

霊:だからと言って交流に消極的にならないでね。

紫:目標としています、とか最初はそんな感じでいいでしょう。
  返事を期待してはいけないわ。
  数多くいるファンの中の一人でしかないのだからね。

霊:じゃあ最後に・・・

紫:え、最後?

霊:え?

紫:だってまだ一つしか質問に答えてないわよ?

霊:そんな馬鹿な・・・

紫:今日5個ぐらいは答えようかと思ってたんだけど?

霊:もう許してください・・・

紫:長くなっちゃったものね。

霊:ごめん。
  次で最後!

紫:何かしら?

霊:人と交流をする時に上手くいく魔法のようなテクニックを教えるわ。

紫:そんなのがあるの?

霊:できている人は普通にできているんだけどね。

紫:どうやるのかしら?

霊:まず人と交流を計る直前に、心の中で話しかけなさい。
  上司なら、この案件を絶対に成功させましょう。
  同僚なら、今度二人で一緒に飲みにいかないか?
  部下なら、楽しくやっていこう!
  音楽サークルなら、最高の音楽を作ろう!
  こんな感じでいい。
  心の中で話しかけなさい。

紫:心の中で話しかけたって仕方ないじゃない・・・

霊:そう思うでしょう。
  でも騙されたと思ってやってみてほしい。
  世界が変わる。
  冗談抜きで変わる。

紫:そんなものなのかしら。

霊:逆に交流が上手くいかない人が何を考えているか。
  上司なら、どうせまた怒られる。
  同僚なら、私のことを見下してる。
  部下なら、仕事ができないくせに生意気。
  音楽サークルなら、こいつはやる気がない。
  とかね。
  上手くいかないのは相手が原因だと思ってる。
  けどその実、自分の心が原因なんだということに気付いて欲しい。

紫:なるほど・・・

霊:心の中の言葉は相手に伝わるの。
  そりゃあ一語一句正確には伝わらない。
  けれど感情は伝わるものよ。
  相手が不機嫌だったら、それが顔に出ていなくても自然と分かるでしょ?
  まず、あなたの心から相手に対して打ち解けて欲しい。
  そうすれば今まで上手く行かなかった交流がビックリするぐらいスムーズにいく。
  それこそ自分が寝てる間に世界中の人間がそっくりさんに入れ替わったんじゃないかと思うぐらいに。

紫:言いすぎな気もするけど、どうなのかしら・・・

霊:けど・・・でも・・・と感じている人ががいると思う。
  まずやってみなさい。
  これほど効果があり簡単な方法は無い。
  交流が上手くいってなかった人程、ネガティブな考えが頭に浮かぶでしょう。
  通行人がいるだけで、邪魔だ、と思ってしまうぐらいに。
  そういった人は必ずフレンドリーに心の中で話しかけなさい。
  くどいぐらい、何度でも、繰り返しなさい。

紫:それじゃあ今日はこれぐらいで終わりにしましょうか。

霊:なんかこういう話をすると毎回不安になるわ・・・
  ちゃんと伝わってるかしら?

紫:こう難しく説明するより簡単な方法を思いついたわ。

霊:え、何?

紫:霊夢、全裸になりなさあああああああああああ!?

霊:じゃあ皆さん、また次の機会にお会いしましょう。

紫:蹴られた・・・
  思いっきり蹴られた・・・


東方心綺楼 ~ Hopeless Masquerade.

東方心綺楼 ~ Hopeless Masquerade.


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